Style
ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
Lingerie Stylist
世界のランジェリーをワードローブに
私たちの日常が様変わりする中で変化した、ランジェリー需要とは?
こんにちは。
ランジェリースタイリストのキャシーです。
こちらのコラムでは、「世界のランジェリーをワードローブに」をテーマに、ランジェリーの世界観がより広がるコラムを書いていきたいと思います。
今回のテーマは、「私たちの日常が様変わりする中で変化した、ランジェリー需要とは?」
コロナの影響により、私たちの日常は一変しました。 そんな中、世界のランジェリーの需要も変化しつつあります。
世界的なランジェリートレンドとコロナの影響
たとえば、ノンワイヤーブラジャー。ノンワイヤーブラジャーというと、かつては使用する世代が限定的だったアイテム。10代の頃、バストが膨らみ始めた時にお母さんと選んだブラトップ。妊娠中や産後、または年齢を重ねてゆったりした着け心地のものを着けたくなった時etc…。そして、スポーツ・ファッション用途の一部として商品が発売されていました。
現在は、ノンワイヤーブラジャーも日常使いするランジェリーの一つの選択肢として、多くの世代に受け入れられています。 それは、コロナ以前からの世界的なボディ・ポジティブ(世の中の“理想体型”ではなく、自分自身の体形を素敵だと思う事)やリラックスといったトレンドが発端となっていたことに加え、コロナの影響によるおうち時間が増えたことで、一気にノンワイヤーブラジャーの需要が高まったためです。
かつての価値観とこれから大切になるもの
かつて世の中の標準とされていたバストを“寄せて、上げる”は、本当に自分にとって必要なものなのか?色んな体型の人がいるのは自然なことで、自分のチャームポイントにもっと目を向けるべきなのではないか? そんな価値観が世界的なトレンドとして改めて広がったことから、自分の体形の良さを表現でき、自分の体形だけでなく、心にまで目を向けた着け心地の良いリラックスランジェリーが多く生み出されています。
今、何が必要?
私たちの生活は様変わりしてしまいました。 けれど、それによって自分の内側に目を向ける機会が増えたのも事実。 家の中で座る姿勢が多くなれば、肩や首が凝りやすくなるし、PCやスマホを使う時間が多くなるのでなおさら不調を感じやすくなる。そんな時、かっちりしたワイヤーブラジャーを着けるよりも、リラックスしたノンワイヤーブラジャーを着ける方がリラックスできることも多い。 もちろん、人それぞれ好きなものを身につけるべきですが、大切なのは、その時の自分に合わせて調整できるワードローブを持つこと。
あなたには今、何が必要か。 それを肌に一番近いランジェリーに反映させてみると、毎日がもっと快適で、楽しくなるはず。
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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