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ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
Lingerie Stylist
ランジェリーで自分史上最高の美しさを
年齢を重ねれば重ねるほど、ランジェリーが重要となるワケ
こんにちは。
ランジェリースタイリストのキャシーです。
「ランジェリーで自分史上最高の美しさを」というテーマでコラムを執筆させていただきます。 皆さんのランジェリーライフが、もっとときめきに満ち溢れるようなコラムにしていきたいと思いますので、少しでもご参考になれば嬉しいです。
さて、今回は「年齢を重ねれば重ねるほど、ランジェリーが重要となるワケ」。
誰も、私を見ていない?
私自身が、周りの知人、友人、そしてランジェリースタイリストとして活動し出会う方々の中で、意外と多く聞かれる言葉。 「下着に気を遣っても、どうせ誰にも見られる訳でもないし。」 既婚・未婚、パートナーの有無に関わらず、そういった想いの女性が多いのです。 確かに、ランジェリーは基本的に人からは見えません。 一方で、ランジェリーに気を遣う女性は、なぜか色っぽい雰囲気に感じられたり、洗練された印象があったりしませんか。
見えないところに気を遣う女性が美しい理由
“見えないところにこそ気を遣う事で美しくなれる” ことランジェリーに関しては、気を遣うからこそ美しさに直結します。 理由は2つ。
1つ目は、誰しもが年齢を重ねると体が変化しバストもエイジングすることから、その時に合ったものを身につけないとエイジングが加速してしまう場合があるため。お肌と同様、バストにもエイジングが存在し、年齢を重ねると次第にバストが下垂します。そうするとデコルテ部分のお肉が少しずつそげてきて、ブラジャーのカップ上部に隙間が空きパカパカしてしまうことも。そのままブラジャーを着け続けると、バストが上手く支えられず、さらに下垂が進みやすくなります。ですが、脇にバストのお肉が流れにくい形状や、カップが浅めのブラジャーに変えてカップを浮きにくくしてみるなど、その時のご自身に合ったブラジャーを身につけることで、エイジングを遅らせることが可能なのです。
2つ目は、エイジングによりバストの肉質が変化するため。10代~20代前半頃は、バストの肉質が比較的かためでハリがありますが、年齢を重ねるにつれてバストの脂肪分の比率が高くなることで肉質が柔らかくなります。その時に、ご自身の肉質が合わないくらい固めの生地のブラジャーやショーツを身につけていると、背中や腰回りが段になり、洋服の上から見えるシルエットが崩れてしまいます。特に後ろ姿は自分からは見えませんが、人からは目につくもの。ぱっと見た印象でその人の“見た目年齢”に影響してしまうかもしれません。ご自身の肉質に合った生地感(柔らかい・固い・心地よい等)を選ぶことで、シルエットは驚くほど変化します。また、シルエットが綺麗に見えるようなランジェリーは、体を締め付け過ぎないため着け心地も良いのです。
エイジングは、悪いものじゃない
エイジングというと、ネガティブな印象を持たれる方も多いかもしれません。でも、年齢に合わせて自分をケアすることは、とても素敵なこと。自分の身体と向き合って、心地よいものを選ぶ。今の自分に手持ちのランジェリーが合っているか考えてみる。エイジングや、エイジングに関する他人の価値観に左右されず、日々を快適に、より美しく過ごすことは、あなたの人生を充実させるカギになるにちがいありません。
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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