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ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
Lingerie Stylist
女子力アップなランジェリーとの付き合い方
使い始めたら止まらないガーダーベルト
こんにちは!ランジェリースタイリストのさきです。寒さが本格的になってきましたね。体調崩さないように、インナーなどを活用して暖かくしてお過ごしでしょうか?
前回のコラムではお腹周りのラインについて書かせていただきました。冬になってアウターも分厚くなってきましたが、薄手のニットなどを着る時はお腹周りのボディラインが響きやすいので、前回のコラムで紹介したアイテムを活用して過ごしてみることはとてもお勧めですよ。試してみたら、ぜひ感想などを教えてくださいね。
さて、今回のコラムは題名から興味が湧いて読んでくださる方も多いのではないでしょうか?そうです。今回のコラムでは、その魅力の良さを知ってしまったらもう普通のストッキングには戻れないと思わせてくれるほど魅力的な『ガーターベルト』について、選び方や使い方、私が思う魅力的な部分をご紹介させていただきます。皆さんがガーターベルトを使い始めるきっかけになれたらとても嬉しく思います。
知るとハマってしまうガーターベルト
まず、皆さんはガーターベルトを手に取ったことはありますか?どんなアイテムなのかはなんとなく分かるけど、手に取るまでは…。という方が多いのではないでしょうか。
実は私もガーターベルトを愛用し始めたのも最近の話なんです。元々ガータベルトに対して憧れの気持ちはありましたが、なんとなく“購入して使ってみる”という段階にはなかなか踏み込めませんでした。ただ、一度試しに…。という気持ちで使い始めたら、快適すぎてなかなかストッキングには戻れないなと思うばかりです。
私が一度試しにと思って購入したきっかけは、なんだかちょっと恥ずかしいですが、あるランジェリーショップがちょうどセールをしていてお得に購入できることでした。お買い得になってるし、試すのにはちょうど良いかも!と思い試してみたら、もう沼のようにその魅力にはまっていきましたね(笑)
おそらく、年末年始にはいくつかのランジェリーショップでセールが開催されると思うので、皆さんもぜひこの機会に一度お試し気分で購入してみるのはいかがでしょうか♪正直なところ、本当の魅力というものは使ってみないと分からないことが多いですので。直接お肌に触れるものなので、ご自身で着用感なども実感してみてくださいね!
ガーターベルトってどんなもの?
まずはガーターベルトってなんのために使うの?という疑問にお答えしていきます。ガーターベルトは太ももまでの長さのストッキング(ガーターストッキング)がずり落ちないように留めてくれるアイテムで、基本的にはガーターストッキングとセットで使います。
一言にガーターベルトと言っても、素材も特徴もそれぞれです。例えばウエスト部分の違いで言うと「ウエスト周りの長さの調節の仕方」や「留め方」、太ももに垂れている「吊り紐の本数や素材」が挙げられます。ブラジャーのようにベルト部分にホックがありそれを着ける位置で長さを調整できるものもあれば、ブラの肩紐のようにアジャスターがついておりお腹周りの長さを変えられるタイプのものもあります。また、ウエスト部分がゴム素材になっているタイプなどもあります。
太もも部分の吊るしについては、片足に1本ずつあるタイプと、片足に2本の吊るしがあるタイプがあります。ストッキングを留める肝心な部分ですので、片足に2本吊るしがあるタイプの方が気持ちしっかりめに留めてくれている感覚を私は感じています。その上、2本あることによって万が一片方の留め具が取れてしまっても、もう一つで吊るしてくれているという安心感もありますよね。ただ、実際に私もどちらとも活用してみて、1本でも2本でもそんなに大きく変わることはないかなと思っているので、デザインなどが好みの方を愛用していただけたら良いと思います。
ガーターベルトの着け方
簡単な着用の仕方はこのような流れです。
①ガーターベルトをウエスト部分で身につけ、ガーターストッキングを履く
②ガーターベルトをショーツの下に通す
③ストッキングの長さと合うようにガーターベルト吊るしにあるアジャスターを調整
④ストッキングがずり落ちないように吊しに付いているホックを留める
ショーツラインが出やすい組み合わせ
「②ガーターベルトをショーツの下に通す」というポイントはとても重要なので忘れないでくださいね!ガーターベルトはショーツの下につけることで、お手洗いなどのストッキングの着脱をしなくてもよくなる便利アイテムですので。
これは私の経験則なのですが、ストッキングを足先からしっかり上に引っ張り上げてから吊るし紐のホックを留めると、より快適に身につけることができると考えています。ストッキングが足先に溜まっている状態で履いてしまうと、太ももの上部までストッキングの端が来ず、着用時にどことなくガーターベルトが引っ張られている気がしてしまいます(笑)
なのでストッキングはしっかり上まで優しく引き上げてからガーターベルトを留めることをお勧めします。また、ストッキングにホックを留めるときには、脚を台の上などに置いてから留めるとガーターにゆとりができ留めやすくなりますよ。
ガーターベルトの魅力
では、次にガーターベルトを使い始めたらやめられない理由である、ガーターベルトの実用的な魅力についてご紹介していきたいと思います!私も使うまではそうだったのですが、ガーターベルトってどこかセクシーなイメージを持っている方が多いかと思います。だけども、ガーターベルトって実はとっても実用的なアイテムなんです!特にストッキングが苦手な方や蒸れが気になる方へ全力で推したいアイテムです。
私が思うガーターベルトの最大の魅力はこちらの4つです。
①お手洗いの時間がストレスフリー
②蒸れない
③足捌きがしやすく歩きやすい
④ファッション性抜群!気分あげあげ⤴︎
まず第一にガーターベルトを活用することで、お手洗いの際にストッキングを脱ぎ着しなくても良いんです!これが解消されることが私はとても嬉しくて、ガーターベルトってなんて素敵なアイテムなんだ...。と使う度にしみじみと感じています。
きっと私だけではないと思いますが、ストッキングの上げ下げって、爪で引っ掛けてストッキングを破らないように気を付けることや、快適に履けるようにしっかり引き上げることに神経を使いませんか?なんとなく、私はこの作業に苦手意識を持っていたので、ガーターベルトを使い始めたときはとても感動しました。
ただ、この感動はガーターベルトを着ける時に、ショーツ上にガーターを着けてしまうと、お手洗いの時にガーターを外さないといけなくなるので、着け方に注意してくださいね。
また、股の部分にストッキングがなくショーツのみなので蒸れる心配もありませんし、ストッキングの存在を感じることなく足捌きもしやすく快適に過ごすことができます。
そして最後の魅力はファッション性が高いことです。もう、、、ブラジャーとショーツと合わせて3点セットで身につけた時の胸の高鳴りは、その日の自分をよりアップデートしてくれるでしょう。気分が上がるランジェリーは人目のつかないところでそっと私たちの心の味方をしてくれます。ちなみに、私はガーターベルトはTバックと合わせることが多いです♪Tバックの美しさとガーターベルトの美しさが相乗効果でより魅力的に見せてくれるなと感じています。
「まだガーターベルトを使ったことがない皆さんにぜひ一度試していただきたいな」という想いを込めながら今回のコラムを綴らせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
どんなことでも初めてのことは緊張すると思いますし、勇気がいることだと思います。ただ、ランジェリーは普段はひと目につかないオシャレです。今まで気になっていたけど使ったことがなかった方にぜひ使ってご自身で体感してみてほしいです。きっと新しい感覚を知り、より自分が快適に過ごすための新しい選択肢が増えていくと思います。
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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