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数年前からセックスレスという言葉をテレビや雑誌でよく見かけるようになりました。日本性科学会によると、セックスレスとは「1ヶ月以上性交渉がない」ことを指し、2014年9月に行われた日本家族計画協会の調査によれば、セックスレス夫婦の割合は44.6%にも上るそうです。今回は「夫が妻にセックスを求めてこないケース」に焦点を当て、パリのマダム達のライフスタイルを参考にセックスレス解消のヒントを探ってみたいと思います。

年齢がセックスレスに拍車をかける？

夫婦間におけるセックスレスは子どもの出産を機に始まることが多く、妻が夫の誘いを拒むようになるケースもあれば、夫が妻を母としてしか見られなくなるというケースもあるようです。男性の言い分もあると思いますが、女性の立場からすれば女として見てもらえなく悲しいことです。夫から女として見られていないことを心配している女性は、自分の容姿にも自信をなくしがちです。

歳をとればシワも増えるし体型も変化するもの。ましてや出産を経験すればなおさらです。出産を終えたお腹とお尻のお肉は緩くなり、授乳を終えた胸は垂れ下がります。そんな状況でセックスレスの現実に直面したら、自分は女として見られていないかも…と不安になるのも無理はないかもしれません。拒否されるのが怖くて自分から夫をセックスに誘う勇気はないけれど、このまま夫からの誘いを待っていたらセックスレスに拍車がかかってしまう。そんな悪循環に陥って、焦りや不安を感じている女性は実際に多いようです。

40代を過ぎると性欲が強くなるという話を聞いたことがあります。医学的にはホルモンバランスの変化によるものだと考えられているようですが、子供を産んだ女性に限っていえば、心理的な変化も影響しているのではないかと思います。子育てがひと段落することで、脳は母から女へとスイッチが切り替わり、母とか妻とかではなく女として輝きたいと思うようになるため、性欲が戻ってくるのではないでしょうか。再び女を自覚した妻たちにとって、セックスとは単なる快楽ではなく女としての自分を再確認するための手段でもあります。だからこそセックスレスは辛い現実であり、女としての自信をなくすことに繋がってしまうのだと思います。

パリマダムに学ぶ、セックスレス解消のヒント

恋愛体質で知られるパリマダム達は、何歳になっても女としての自信に満ち溢れています。常に女としての自覚を持ち、歳をとることに対してもポジティブです。歳をとれば年相応の美しさがあり、若いときの自分より今の自分の方が美しいと考えます。セックスにも積極的で、下着は体型を整えるためのものではなく脱いだ時のためのもの、という基準で選びます。彼女たちはいまの自分を一番美しく見せる方法をよく知っているのです。

夫からセックスに誘われないことを不安に思っている人は、是非パリのマダムを見習って以下のことを実践してみてください。もしかしたらセックスレス解消に役立つかもしれません。