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あなたが今着けているブラジャーとショーツ、いつ買ったものですか?すぐに思い出せない人も多いことでしょう。古い下着は買い替えた方がよいとわかっていても、まだ着けられると思うとなかなか捨てられないもの。1年以上前に買ったブラジャーをまだ着けている人も多いのではないかと思います。そこで今回は、下着の寿命と買い替え時期、賢いブラジャーの買い替え方についてお教えします。
知っておきたい、下着の寿命と捨てどきの見極め方
ブラジャーの買い替え時期の目安としては「ワイヤーの歪み」「カップの型崩れ」「全体のゆるみ」などがあります。ワイヤーの歪みやカップの型崩れが生じる原因の多くは着用や洗濯によるもの。ブラジャーの洗濯は手洗いすべきだとわかっていながら、つい洗濯機で洗ってしまう人も多いと思いますが、洗濯機で洗うとブラジャーの劣化はかなり早まります。例えば、ワイヤーが歪むと着け心地に変化が生じます。
今までは痛くなかったのにワイヤーが少し痛い、かがんだ時に当たって痛い、車に乗った時だけ痛いということがあれば、それはワイヤーの歪みが起き始めているサインかもしれません。愛用していたブラジャーの着け心地が悪くなったら、それはブラジャーの捨て時だと思った方がよいでしょう。ブラジャーは大体90回~100回の着用で寿命を迎えると言われています。毎日着けるわけではありませんので、週に2回着けたとすると、単純に約1年で寿命を迎えることになります。着け心地に違和感が生じなくても、1年を過ぎたらブラジャーは買い替えた方がよいでしょう。
ちなみに、勝負下着など月に1~2回しか使っていないブラジャーは劣化しないと思っていませんか?ブラジャーやショーツなど・下着に多く使われているストレッチ素材はポリウレタン弾性糸(スパンデックス)を芯にして、その周りに糸を巻きつけてできています。伸縮性が高くゴムよりも丈夫な素材として多くの下着に使われている素材ですが、ポリウレタンの性質上、生成された瞬間から劣化がはじまり3~5年ほどで寿命を迎えると言われており、着用や洗濯、紫外線や湿度などによっては、1年~2年くらいで寿命を迎えることもあるようです。インナーのストレッチ素材の表面に、細かい白い繊維のような物が出てきた経験はありませんか?これはポリウレタンが劣化し、弾性糸が切れて表面に出てしまった状態。一度切れてしまうともう元に戻ることはありません。ここまでの状態はかなり劣化が進んでしまっているので、ブラジャーはこうなる前に買い替えるのがベストです。
古いブラジャーを使い続けることのデメリット
下着には寿命があるとわかっていても、まだ着けられる状態で捨てるのはもったいないと思う人も多いでしょう。見た目にも着用にも問題ない下着を捨てるのは、なかなか忍びないもの。緩くなったショーツはともかく、ブラジャーは少し緩いくらいの方が着け心地がよくて捨てたくないという人もいるかもしれませんね。でも実は、それこそが古いブラジャーを使い続けることのデメリットなのです。
よく着けるブラジャーほど「ボディに馴染むから着け心地が良くなる」と言う人もいますが、実際にはポリウレタンの劣化によりストレッチ力が弱くなるから着け心地がラクになっただけかもしれません。古いブラジャーほど着け心地が良いのだとしたら、それは間違いなく危険信号。ブラジャーの緩みと一緒に、ボディにも緩みが生じている可能性があります。
着けていてもいなくても、ブラジャーは必ず緩くなります。古いブラジャーを緩いと感じるようになったら、それはブラジャーを買った時と同じ体型をキープしている証拠。反対に、緩いと感じない場合は、ブラジャーと一緒に体型も変化しているということへのサインかもしれません。ブラジャーのサイズが変わっていないから自分のサイズも変わっていない、と思い込んでいる人は注意が必要です。
古いブラジャーを使っていると、体型の変化に気付きにくいだけでなく、バストの形が崩れる、女子力が低下する、運気が下がるなど、様々なデメリットがあると言われているので、ブラジャーはなるべく定期的に買い替えるようにしましょう。
賢いブラジャーの買い替えテクニック
古いブラジャーをなかなか捨てられない人は、ブラジャー買い替えの「定期サイクル」を決めてしまいましょう。1か月に1回、あるいは偶数月など、必ずブラジャーを買い替えるタイミングをあらかじめ決めておくのです。そして、新しいブラジャーを1枚買ったら、古いブラジャーは1枚捨てる、というルールを徹底しましょう。買い替えサイクルを決めてしまえば、ブラジャーの買い替え時で迷うこともなくなりますし、思い切って古いブラジャーを捨てることもできるようになります。
古いブラジャーを捨てる時に、通販で買ったブラジャーなら過去の購入履歴から購入時期を知ることができますが、店頭で買ったものだとそうはいきません。いつ買ったのかを思い出す必要があります。どれが一番古いブラジャーなのか覚えてられないという人は、思い出しやすいような工夫をしてみてください。例えば、1ヶ月に1回のペースで買い替えると決めたなら、「毎月のテーマカラーを決める」という方法はいかがでしょうか。毎月違う色の下着を一枚ずつ買えば、1年でちょうど12色。想像するだけで、なんだか楽しくなりますよね。月に1回は気分がリセットされますし、定期的にブラジャーサイズを確認することができるので、体型維持の効果も期待できます。
春夏秋冬の1年に4回でも良いでしょう。シーズンに合った「季節の色」を身に着ければ、季節が巡りちょうど1年が経った頃に、そろそろ買い替え時期だと気付くことができます。色だけでなく、「季節の柄」や「流行のデザイン」を身に着ける方法も良いでしょう。自分が一番覚えやすい方法を選んでください。大切なのは、定期的にブラジャーの買い替えサイクルを回すことです。
最近ブラジャーを買い替えていないという人は、この機会に買い替えてみてはいかがですか?
ブラジャーやショーツなどの下着は、毎日見に着けるもの。古い下着は1年以内に買い替えて心とカラダをリセットし、新陳代謝を高めていきましょう!
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