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その道のプロから学ぶスタイルコラム
Lingerie Bodymake
補正下着に頼らない育乳のすすめ
色の効果で内面からキレイに!下着の色選びの重要性
このコラムでは「補正下着に頼らない育乳」について、大阪の心斎橋でランジェリーボディメイクサロンを経営されている佐藤友紀さんに、前回に引き続き、インタビュー形式でお話を伺っていきます。4回目の内容は「下着の色」についてです。
それでは、どうぞ。
佐藤: 私のサロンでは、ブラジャーのフィッティングだけでなく、下着の色選びについてもお客様にアドバイスを行っています。色にはそれぞれ効果がありますが、下着はカラダの一番近くで身につけるものなので気分だけでなく心理面や行動面にも大きな効果があります。つい自分の好きな色の下着ばかりを買ってしまいがちですが、下着はアウターと違って外に見えないものですから、色の効果も考えながら選ぶと良いです。
編集T わかっていてもつい好みの色の下着ばかり選んでしまうんですよね。
佐藤: 自分の好きな色の下着を身に着ければ気分が上がりますから、好きな色の下着を選ぶことも大切です。でも、下着の色の効果を活用しないのはもったいないです!色の効果を味方につければ、内面からきれいになってバストアップにも良い効果が期待できます。
例えば、私は雨の日や気分が上がらない時は赤のランジェリーを身につけます。明るいエネルギーを持つ赤い下着を身に着けると、なんとなくテンションが上がらない日でも気分が上向きになるんです。元気を出したい時に赤い下着をつけるのがお勧めです。
編集T: 赤い下着でエネルギーが湧き出てきた経験、私もあります!
佐藤: ピンクも女性にはオススメの色です。ピンクは女性ホルモンの分泌を促す色なので、身に着けるだけで女性らしさが高まり綺麗になれます。ピンクは苦手という人もいますが、一枚は持っておいて欲しい色ですね。私はピンクカラーの新作が出ると、必ずお客様にお勧めしています。
編集T: ピンク色のアウターを着るのに抵抗がある人でも、下着なら誰の目も気にせずにつけられますしね!
佐藤: その他にも、ブルーの下着を着ければ、冷静に物事を判断できるようになります。国産ブランドに多いパステル系の水色でも良いですが、ブルーの鎮静効果をより強く実感したいなら濃いブルーの方がおすすめ。インポートランジェリーには鮮やかなブルーの下着も多いので、上手く活用するとよいですね。少し話が逸れますが、フランスのパリで地下鉄のライトが青い理由はスリなどの犯罪を無くす心理効果があるからなんだそうです。色の心理効果は色んなところで活用されていますから、下着でも色の効果をうまく活用しないともったいないですよね。
編集T: その他におすすめの下着の色はありますか?
佐藤: 紫色ですね。紫は赤と青の2色が混じり合った色なので、2色の相乗効果が期待できます。紫は欲求不満の色だなんて言われたりもしますが、本当は癒しの色。赤と青の2つのカラー効果で心身のバランスを整えてくれる色なのだそうです。ちょっと体調が優れない時などは紫のランジェリーで癒し効果を狙ってみると良いかもしれません。
いま私のサロンで発売しているEwaBien(エヴァビアン)のDreamというコレクション(上写真)は紫色の刺繍が入っていて、お客様からも好評です。秋冬はお洋服の色がシックになってくるので、ランジェリーは華やかな色を身に着けて気分をチェンジすると良いと思います。
編集T: 私も自分の好みにとらわれず、いろんな色の下着を買うようにしたいと思います!今回も参考になるお話をありがとうございました!次回はバストケアについてお伺いいたします。
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