Style
ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
Poland & Liengerie
ポーランドとランジェリー モノ、ヒト、コト
<Mysia 3(ミーシャ・チシィ)>でRilke (リルケ)のデザイナー、リラに会う。
先日、ワルシャワ市内にあるコンセプトストア<Mysia 3(ミーシャ・チシィ)>の合同展示会が同建物のイベントスペースにて開催されました。インダストリアルでモダンな建物内はSLOW SHOPPINGをキーワードに、ファッション、ジュエリー、アート、インテリア家具ショップやフォトギャラリーがちょうどよい規模でゆるやかに展開されてます。1階にはワルシャワで唯一の無印良品やCOS(コス)等がテナントとして入り、最上階はギャラリーのような空間が広がり、週末にはビューティやライフスタイル、ファッションイベントが開催されています。 今回の展示会はテナントに入っている各ブランド・ショップの秋冬商品を紹介するメディア向けのイベントでした。
その日、一番の目的はポーランドのランジェリーブランド<Rilke(リルケ)>のデザイナーのリラ(Rilla)に会うこと。<Mysia 3(ミーシャ・チシィ)>の2階に<Rilke(リルケ)>のショップがあります。ポーランドでランジェリーの話題になると、「<Rilke(リルケ)>が大好き」「ランジェリークローゼットの中は全部<Rilke(リルケ)>で揃えているの」と嬉しそうに話すポーランド人女性に、何人出会ったことでしょう。そんな私も、春先にリルケの製品を手にして以来、レース素材の着心地の良さに魅了され、少しづつ揃えていきたいランジェリーブランドのひとつとなりました。
デザイナーのリラはアートアカデミーにてファッションを勉強した後、2011年に故郷であるポーランド北部のブィドゴシュチュ(Bydgoszcz)にてランジェリーブランド<Rilke(リルケ)>を立ち上げます。もともと母親もランジェリー工場をもち、その中で育ってきたリラにとってランジェリーを作ることは自然な流れでした。<Rilke(リルケ)>がデザインしたユニークなストラップデザインは、ポーランド国内で先駆けとなり、また彼女の素材や品質、ディティールに対するこだわる姿勢は当時から変わりません。柔らかいレースに心地良さを与えてくれるパターン、職人的な技術を兼ね備えているリラの姿勢は信頼できるプロダクトであると同時に、完全にリラックスを約束してくれるランジェリーです。
<Mysia 3(ミーシャ・チシィ)>ではメイド・イン・ポーランドのブランドに出会うことができます。 おすすめは、ポーランドで最初の独立したストリートブランドの<ELEMENTY(エレメンティ)>。さらりと着こなしたい定番アイテムは色褪せないデザインで自然に着こなせるものばかり。家族経営で、ワルシャワのプラガ地区のアトリエで全て制作されています。もうひとつ、ジュエリーブランド<ORSKA(オルスカ)>。アンナ・オルスカによる独特なデザインによるジュエリーはとにかくユニーク。見たことのない独創的なコレクションは毎回楽しませてくれます。インテリアデザインの提案から家具や雑貨も販売する<NAP(ナップ)>では、「バック・トゥ・クラフト(back to craft)」をテーマに天然素材を使って手作業で制作するプロジェクトの一環をテーマに展開。ここにはポーランドの陶器作家さんや近隣リトアニア国のリネン素材のプロダクトなど品質にこだわったアイテムが豊富に揃っています。ワルシャワにお越しの際にはぜひ、<Mysia 3(ミーシャ・チシィ)>に訪れてメイド・イン・ポーランドに触れてみてください。
Mysia 3
住所 ul. Mysia 3, Warsaw, Poland
営業時間:平日11:00-18:00/土曜日10:00-14:00
Rilke
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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