ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム

デザインの祭典「ウッジ・デザイン・フェスティバル」でみつけたランジェリー

こんにちは。ポーランドのワルシャワからお届けしています。

先週、５月17日から26日まで開催されていた第13回ウッジ・デザイン・フェスティバル（ŁÓDŻ DESIGN FESTIVAL）に訪れた。

ウッジはワルシャワから電車で約１時間半ほどの街。 19世紀には繊維や織物工場の中心地でもあった工業都市で、現在は名残のある繊維工場の跡地などを改築し商業施設や、ギャラリーが独特の雰囲気を作り出していている。

このフェスティバルはポーランドで最大ともいえるデザインの祭典。 30以上の展示会、講演会、ワークショップ、が期間中行われた。会期中はポーランド国内、中欧や東欧のインダストリアルデザイン、グラフィックデザイン、建築、クラフトを見ることができる。

今年のスローガンは「グッドライフ / GOOD LIFE」。

私たちの日常をとりまくプロダクトは、作られて、売られて、そして使われる。 デザインは私たちが買うもの、着るもの、住んでる場所、旅行する方法、そして食べるもの、全てにおいて影響している。

そんな日々の日常で使っている、様々なモノへの満足と幸福への手助けをしているデザイン。 デザイナー、建築家、アーティスト、クリエイター、彼らと彼らの作品は、わたしたちにとって良い人生をデザインして、この世界をより良いものにしているのか。 オブジェクトとの関係性を見つめ直して、それらをフェスティバルを通して探求していく。

毎年楽しみにしているのが、ポーランド国内のデザイナー、メーカー、ブランドから毎年審査員によってセレクトされたプロダクトが集められる＜must have＞だ。

今回、フェスティバル内では唯一の下着が展示されていた。 ランジェリーブランド「Love on the Snow」のコンセプトは、冬にもセクシーを。 そう、寒い冬でもセクシーな装いを可能にする、極上のメリノウールで作られた下着だ。 ポーランドの冬はうんざりするほど長いのだけれど、こんな美しさと機能性を兼ね備えたアイテムは冬のおしゃれの幅を広げてくれそうだ。

ここポーランドにおいて、様々なデザイン、アート、プロダクトに出会ってきた。 飽きることなく、好奇心を刺激し続けてくれている。 そして、ポーランドのデザインの底力のキーとなるのは人でもある。

このコラムは今回で最終回となるが、ポーランド人の逞しさとクリエイトする力にリスペクトしながら、今後もブログ「Z POLSKI（ズ ポルスキ）」ではポーランドのアートやデザインをご紹介していきたい。

Z POLSKI（ズ ポルスキ）

● ウッジデザインフェスティバル
http:/www.lodzdesign.com

● LOVE ON THE SNOW
http:/www.loveonthesnow.com