Style
ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
adult entertainer
F嬢とランジェリー
男性に好まれるランジェリーとは?
こんにちは。F嬢のA子と申します。
このコラムでは、人間の三大欲求のひとつ、性欲を扱う特異な現場から、セクシャルなことに焦点をあてたお話をしていきたいと思います。
B99.9cm、W55.5cm、H88.8cm。
この数字、聞いたことがある方もいるかもしれませんね。これはルパン三世に出てくる不二子ちゃんのダイナマイトなスリーサイズです。
私は昔から、そういう典型的な、いわゆるボンキュッボンな体型に憧れの気持ちを抱いていました。みなさんの中にもそういう方はいるかもしれませんね。SPLASHさんに掲載されているランジェリーの外国人モデルさんも、軒並みダイナマイトなバディをお持ちなので、私はいつも、はぁ~素敵だなぁ~と目の保養に眺めてしまいます。
そういう気持ちが自分の頭にあったからか、私が思うセクシーボディに対してバストが足りない私は、今の業界に入るときに、自分の身体が受け入れてもらえるかがとてもとても不安でした。
でも、業界に入って初めてわかったことがあります。それは、男性の好みは、そういうステレオタイプじゃ語れないくらい人それぞれで幅広いということ。
大きなバストが好きな人もいれば、控えめなバストが好きな人もいる。華奢な身体が好きな人もいれば、抱き心地が良い身体が好きな人もいるのです。本当に、なんでもありなのです。
なので、下手にステレオタイプに寄せず、そのままの自分でいることが、個性であり、選ばれるための他者との差別化になります。
外見だけでなく、性格などの中身もそうですが、背伸びをしてるところしか見せないとなると、自分が窮屈になってしまいますよね。「そのままの君が好き」という人を見つける、いや、そういう人に見つけてもらうためには、そのままの自分を出したほうが良いのです。
そして一番大事なのは、そんなそのままの自分を自分が好きになること。男性は、体型やランジェリーを見ているようで、実はそれそのものではなく、そこから溢れ出る雰囲気を察しているのだと思います。
自己肯定による自信は、伝わります。人気がある嬢たちからは、ネガティブな雰囲気は感じ取れません。自分の身体を知り、それを受け入れて愛し、そして自分の体型や気分に合わせてチョイスしたランジェリーを纏う。それこそが、男性の目に留まる雰囲気、オーラの源だと思うのです。
ちなみに余談ですが、男性の認識と現実との差の話をひとつ。
私、ブラのサイズは、メーカーにもよりますがだいたいC?Dカップです。でもプロフィール表記はBカップにしています。プロフィールを見て来られたお客さまは、「ちょうどいい」とおっしゃるんですよ。
男性が想像するカップ数と私たちが実際着けているブラのカップ数とは、だいたい2カップほどの誤差があると感じます。たとえば、男性にヌードのFカップの女性を見せて何カップと思うかと問うと、Dカップと答える、というような感じ。
ですので、私の場合、逆サバを読んだほうが、"小さめ"ということで目立つし、男性の勝手な妄想上での“脱いだらがっかり”も回避できます。
あまりないとは思いますが、もしお遊びとかで意中の男性にカップ数を聞かれたときは、2カップくらい下で答えておくと、ガッカリさせずに済むし自分も無駄なしょんぼりしなくて済みますよ!
さて、次回は、接客時のランジェリー事情をお話したいと思います。お仕事ですぐ脱いじゃうのにランジェリーにこだわるのは、服を脱いだだけでどんな女性か伝わるから?!お楽しみに!
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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