Style
ランジェリーをあなたの日常スタイルに
その道のプロから学ぶスタイルコラム
Lovers Lingerie
ランジェリー好きな人、この指とまれ!
ずっと包まれていたい、香りとランジェリー
DRESSランジェリー部・部長の石川です。
私は毎年、年末なると必ず来年はどんな自分になりたいかを考えて、来年用の自分の新しい香りとランジェリーを探します。
ランジェリーや香水、化粧品もそうなのですが、肌に直接つけるものは自分が大好きでできるだけ妥協をしない上質なものを選択したいと考えています。
私は20代の頃は香水がとても苦手でした。
雑誌で見つけるとミーハーにすぐに飛びついて購入するのですが、いつも途中で気分が悪くなって数回しか使わずにキラキラした綺麗なボトルたちがどんどんたまってゆくということを繰り返していました。
他人がつけているとよい香りだと思って真似してみても、自分がつけると気分が悪くなることも。その原因が人によって異なる体温の違いや使い方などに問題があるということは、最近になって知りました。
そんな私が香水の虜になったのは10年ほど前にフランスのラルチザンパフュームと出会ってからです。
ラルチザンは一流の調香師が一流の素材を使ってストーリーに沿った素晴らしいものを作っているフランスのブランドです。
デザイナーが一流の素材とストーリーに沿って作るという点においては私の好きなランジェリーができ上がる過程ととても似ています。
例えば、最近SPLASHでも取り扱いが始まったフランスのブランド「リズ シャルメル」。私の憧れのブランドのひとつですが、デザインやレースは素人が見ても芸術的で鳥肌が立つようなランジェリーですが、リズが生まれたストーリーはとても素敵です。
「リズシャルメル」はフランスのリヨンで1950年代に誕生したブランドで、そのブランド名は創業者が愛する女性の名前が「LISE」で「CHARME」は魅力の意味からつけられたそうです。愛する女性のために作ったランジェリーなんてとてもロマンチックですよね。
パフュームはフランスのラルチザンに出会ってからは自分に合った香りの選び方のコツが掴めたようで、その後はイギリスのペンハリガン、ニューヨークのルラボ、シャネルなど数々のオードパルファンを使いました。
そして、今年初めに私が選んだ香水はトムフォードのフジェールプラティンというオードパルファンでした。
私の体温にもぴったり合うようで、着けた瞬間から最後までうっとり、ずっと嗅いでいたい香りで、オリエンタルでエキゾチック感がたっぷりでつけた瞬間からドキドキときめきます。
いつもエキゾチックでドキドキときめく人生であり、女性でいたいという願いも込めて選びました。
今年も終わりに近づいてきましたが、少しはそんな理想に近づくことができたのでしょうか(笑)?
香水やランジェリーなど直接肌に身につけるものは妥協をしないことが私の拘りです。
今から来年はどんな自分になりたいかをイメージして、どんな香りとランジェリーを選ぼうかとワクワクしています。
各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。
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