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エイジレスなレディの秘密〜ランジェリーと文学〜

孔麗扇 パトラ 【女の流儀】ランジェリーでフェロモン美人になる為の基本8ヶ条

【女の流儀】ランジェリーでフェロモン美人になる為の基本8ヶ条

麗しきレディの皆々様、ごきげんよう。
官能美容家のパトラです。

崇高でスピリチュアルなエナジーで満ち足りた、優しき美と愛の世界へようこそ。



今回のテーマ、略してしまいましたが「(センシュアリティという)女の流儀」ということで、フェロモン美人になる秘訣をサイエンスティックにお伝えしていきますね。

そもそもフェロモンとは何か?

あまり知られていませんが、フェロモンの語源は「ホルモン(hormone)」を意味する英語と、「運ぶ(pherein)」を意味するギリシャ語が合成されたものです。

そしてその正体は、汗腺のひとつであるアポクリン腺から分泌されているものであり、アポクリン腺は耳、腋窩(脇)、乳輪、陰部、肛門などに存在しています。

世界では蝶やカイコ等の昆虫や動物の肉体をお借りし、様々な研究がなされていますが、本コラムでは、以下の記述をベースにお話を進めていきます。

〝実際フェロモンは学術用語で、ちゃんとした定義があり、およそ生物と言う生物全てに存在すると考えて間違いない。 (中略)フェロモンと言う造語の主、カールソン博士が「体内で生成され、体内体外に排出されて他の同種の個体に特異な行動を引き起こす物質」とフェロモンを定義している。〟
※「男と女はなぜ引き合うのか/フェロモン学入門」山本 大輔 著書より一部引用


さらに人間には「HLA遺伝子」別名〝恋愛遺伝子〟と呼ばれるというものがあり、この遺伝子の型が違えば違う程、男と女は強く惹かれ合います。

「私生活の中で我々人間はごく自然に、個から放たれるフェロモンや遺伝子を、五感(または六感をも使い)嗅ぎ分けていることになります。

フェロモン美人になる絶対条件は、先ず心と躰が健康であること。
メンタルやボディの不調を感じたら、迷わず休息し、女性ホルモンのバランスを整えることから始めてみて下さいね。

孔麗扇 パトラ・【女の流儀】ランジェリーでフェロモン美人になる為の基本8ヶ条
《フェロモン美人になる為の基本8カ条》

①ストレスを溜め込まない
→ストレスは、非セクシーの元です。ゆっくりとお風呂に浸かったり、リラックスする時間を大切にしましょう。

②充分な睡眠を摂る
→睡眠を摂ることで、正常なホルモンの分泌を促します。

③適度な運動をして汗をかく
→汗をかくと汗腺が活性化し、フェロモン分泌モードがやる気を出します。

④恋愛または幸せなSEXをする
→恋をすると、幸福ホルモンと呼ばれるエンドルフィンやオキシトシン等が分泌されます。好きな人の香りや、ぬくもりを感じる癒しは女性にとって最高に至福のひととき。

⑤彼の為にランジェリーを身に付ける
→男性は視覚で性的興奮を受けやすいと言われています。

⑥自分の為にランジェリーを身に付け、セクシーな気分に浸る
→恋人がいない時はセルフ・プレジャーでも構いません。フェロモン美人には不可欠で、大切な嗜みです。

⑦自分の世界を持つ
→なんでも良いです。ワクワクすること、情熱を燃やせる何かを見つけ、没頭する時間があること。

⑦私だけの秘密を持つ
→秘密を持つことは最大のキーポイント♡



【彼の為のLIFE PLUS+ランジェリー】
孔麗扇 パトラ・【女の流儀】ランジェリーでフェロモン美人になる為の基本8ヶ条

この8カ条⑤の取り入れ方の一つとして、ランジェリーと香りを活用する方法で、男性をテンプテーション(誘惑)するご提案。

『フェロモンは内から放たれるものです。
貴女自身のフェロモン(匂い)の魅力が死んでしまわぬよう、香り付けは〝ほんのり〟が理想的。

彼と会う直前なら、濃度の濃いパルファンよりも、ボディミスト、トワレやコロンなどでふんわりと優しい香りがおすすめ。

あと最近増えている練り香水やロールオンタイプでしたら、付け過ぎることもなく安心ですね。

香りは下から上へと広がっていくものですので、優しい香り立ちに仕上げたいなら、足首やウエスト、膝裏の静脈部分など、下半身に付けることを意識してみて下さいね。 

忘れちゃいけないのは、自分自身の匂いとトワレのスパイスを融合させる感覚です。



【私の為のLIFE PLUS+ランジェリー】
孔麗扇 パトラ・【女の流儀】ランジェリーでフェロモン美人になる為の基本8ヶ条

それから8カ条の極め付け⑧ですが、「秘密を持つ」ことは、最もエキゾチックでリュクスな女のたしなみではないかしら。

愛する恋人や伴侶を持つ貴女へ…
彼と共有する秘密があることももちろん大切な育みの一つなのですけれど。

自分だけの秘めやかな世界を持つって、内に秘めた魅力を養うみたいでワクワクしてきませんか。

例えば、8カ条⑥⑦⑧が同時に出来る活用法の、応用編のひとつとしてご提案。 心の中で想像してみて下さい。


パトラのウィスパーボイスで朗読していきます...

《さぁ、貴女は鏡の前に立ち、見惚れしたランジェリーを身に付けています。様々な角度から、自分のランジェリー姿を観察し、愛し、倖せな気持ちに浸りながら、次第に自分に欲情していくのを感じます。邪魔する者は、誰一人としていません。貴女の世界に溶け込んで、そのまま、ゆっくりと、心ゆくまで、自我を開放するのです... 》



「自惚れランジェリーセラピー」とでも呼びましょうか。

個人の潜在意識に暗示をかけていく、単なる触り(序幕の導入)ですが、貴女のフェロモンスイッチや様々な感情にタッチ出来たなら嬉しく存じます。

この調子で、自分の世界へ入り込んで行って下さい。

一人の時間でも、充分フェロモンは高められますよ。
奥底に眠っている貴女だけのセンシュアリティを呼び覚ましてみましょう。

普段から、ランジェリーを保管しているクローゼットに好きな香りのソープやポプリなどを添えておくと、お肌に身に付けた特にほんのり香って優雅な気分に浸れます。

是非ランジェリーと香りのエナジーをお借りし、視覚嗅覚を刺激しながら、眠れる女性性を高めてみて下さい。

まだまだお伝えしたいことが沢山ございますが、この類のお話は一度で書くには枠が足りない為、これから少しずつ小出しにしていきますね

最後に…。

個人的には、あからさまではなく、ふとした時に見え隠れするような大和撫子なフェロモンにそそられるものです…男性女性に限らず。

今回はパトラの箴言ではなく、わたくしがフェロモンを感じた「パトラのお気に入りの文学」で締めさせていただきます。

本コラムが、貴女様のマーベラスでリュクスなランジェリーライフのヒントとなりますように。

愛を込めて..



【パトラの、魂を揺さぶる文学の一片】

〝それも、相手がひじょうな美人だったからでも、その姿全体にただよっている繊細な感じや、つつましい優雅さのためでもなく、相手がそばを通りすぎたとき、その愛らしい表情の中に、一種独特ないつくしむような、優しいところがあったからであった。〟
『ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説「アンナ・カレーニナ」』より一部引用


各分野で活躍する方々に登場していたたきランジェリーや女性の美、最新の ファッションやコーディネイトに関する情報を発信していただく最新コラムです。

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