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ピリ辛スウィート!勝手にランジェリー通信!

in Milano 2025SS

ミラノ発・品格チラリズムの極意

華やかなショウに集まるセレブたちのスタイルを、「2人のランジェリー毒舌女子」がランジェリー目線でチェック! GUCCI 2025/SSファッションウィーク ミラノで見つけた“ランジェリーラバー”たちは、GUCCIが打ち出すランジェリー要素をどう取り入れたのか?セクシーだけじゃない見せ方の美学、チラリズムの極意、そして「ランジェリーラバー指数とランジェリーファション指数」で高得点を挙げるのは誰? ピリ辛スウィートな視点で、徹底チェック!

目次 -Contents

魅せる“控えめランジェリーラバーの極意”

「GUCCI Milan Women's Fashion Week: Spring/Summer 2025」での、ショウの前のフォトコールや入場前のセレブたちのランジェリーファッションをピックアップ! フリーのファッションライター・ミズキと、元アパレルPRで現コンサルタントのユリが、そのランジェリー愛を語る毒舌トークを繰り広げます。 さあ、2人のトークに聞き耳をたててみましょう!

ユリ:Gucci 2025/SSの会場、やっぱり華やかね。トリエンナーレ・ディ・ミラノのモダンな雰囲気に、世界中のセレブが集結って感じで。

ミズキ:本当ですね!ハイブランドを纏ったおしゃれセレブたちが大集合!そして、私たちのミッションは、その中から“ランジェリーラバー”を見つけることですよね、ユリさん?

ユリ:ええ、毎シーズンのお楽しみよ。誰が今年の“ランジェリーファッション”を最高に楽しんでいるのか、じっくりチェックしないと。

ミズキ:もちろんです!じゃあ、まずは私の推しから発表していいですか?えっと…私の推しは、デンデンちゃん!

ユリ:デンデンちゃん??なに、パンダみたいな名前ね。どなた?

※中国の女優 ティエン・シーウェイ  重慶市 出身 1997/10/14生まれ
中国の女優 田曦薇(ティエン・シーウェイ) 重慶市 出身 1997/10/14生まれ©Alamy

ミズキ:ティエン・シーウェイ(田曦薇)!中国の若手女優で、愛称は甜甜(ティェンティェン)って中国では呼ばれてて、普段は清楚系な雰囲気だけど、実はランジェリーを使った上品なスタイリングがすっごく上手なんですよ。ちなみに苗字の田からとってデンデンちゃんって勝手に呼んでます。

ユリ:ああ、なるほどね。まさか、アジアの女優さんから攻めてくるとは。

ミズキ:そうなんです!今回のGUCCIのショウで、一気に“控えめランジェリーラバー”としての素質を見せつけてきたんですよ。彼女、中国でビクトリアズシークレットの広告にも使われてるから、きっとランジェリーラバーですよ。しかも、あの絶妙なバランス!ギリギリ見えそうで見えない、でもちゃんとレースの存在感は主張してる。この“隠れランジェリーラバー”っぷり、最高すぎます!

ユリ:なるほど、確かに足元が白ソックス×ローファーなのが良いわね。これでピンヒールを合わせてたら、ただのセクシーになってたけど、この抜け感が絶妙。

ティエン・シーウェイのスタイリング
ティエン・シーウェイのスタイリング©Alamy

ミズキ:まさにGUCCIの“エレガンスとストリートの融合”を完璧に理解してる人のスタイリング。彼女、本気で分かってますよ。フォトコールや会場での控えめな感じもたまらない。可愛いんだからもっと自信もって!って応援したくなりません?

ユリ:ええ、私達世代から見ても最高に可愛いわよ。こんな子が実の娘だったらサイコーね。

ミズキ:ちょっと待って、ユリさん。それ“私達世代”じゃなくて、ユリさんの世代ですよね?

ユリ:……え?なにかおっしゃいました?

ミズキ:あ、いやいや、なーんにも言ってませんよ!

ユリ:で、ミズキの採点は?

ミズキ:はい!出ました。ランジェリーラバー指数 95点! ランジェリーファッション指数は 92点ですね! ちょっと控えめすぎる感もあるけど、それが逆に今年の“隠れランジェリーラバー”としての魅力を出してるから、ほぼ満点です!

ユリ:"ランジェリーラバー"としての才能は十分ってわけね?

ミズキ:バランス感覚が神ってる人しかできない技ですよ。デンデンちゃんは、その領域に片足突っ込んでると思います!

ティエン・シーウェイとタイの俳優 カナーウット・トライピパッタナポン(通称 ガルフ) ©Alamy
ティエン・シーウェイとタイの俳優 カナーウット・トライピパッタナポン(通称 ガルフ) ©Alamy

ユリ:そうかもね。アクセサリーも極限までシンプル。黒のショルダーバッグに、ゴールドチェーンのさりげない輝き。この潔さ、見習いたいわね。

ミズキ:控えめに見せながらも、ランジェリーの魅力を最大限に引き出したスタイリング。デンデンちゃんはまさに“隠れランジェリーラバー”の真髄ですよ。

控えめなチラリズム、計算された抜け感、そしてクラシカルなエレガンス。そのどれもが、ランジェリーを“魅せる”極意。ただの”セクシー”ではないランジェリースタイルは、スプラッシュのランジェリーでも実現が可能です!ティエン・シーウェイのスタイリングを参考に、スプラッシュの商品を使ったコーディネイトをご紹介します。

チラ見せの神!ランジェリーは、魅せてなんぼ!

ミラノ・ファッションウィークの舞台としてもぴったりなトリエンナーレ・ディ・ミラノ(Triennale di Milano)。「イタリアン・デザインの聖地」とも称されるスタイリッシュな文化施設で中国の女優デンデンちゃんをチェックした2人が次にチェックするのは?さて誰でしょうか?

ミズキ:さて、ユリさん!GUCCIでのランジェリースタイルチェック2人目は、イギリスのシンガーのオリヴィア・ディーン。今回のGUCCIのルックで見せたランジェリー使いが本当に最高なんですよ!

ユリ:ポップとソウルを融合させた音楽で話題のアーティストよね。個性的なスタイリングがいつも注目されているけど、今回のGUCCIのショウでは、シアーなペールイエローのカーディガンに白のロングスカート、そして…おっと、見えちゃってるわね。このウエストラインからのレースのぞかせ、間違いなく計算ね。あえてトップスを短めにして、ローライズのスカートでウエストからレースをのぞかせる。まさに"ランジェリーラバー"のテクニックだわ。

イギリスのシンガーソングライター  Olivia Dean(オリヴィア・ディーン) ロンドン 出身 1999/3/14生まれ
イギリスのシンガーソングライター  Olivia Dean(オリヴィア・ディーン) ロンドン 出身 1999/3/14生まれ©Alamy

ミズキ:そうなんですよ!しかも、このスタイルって2000年代の“ローライズ”を彷彿とさせるじゃないですか?オリヴィアはGUCCIらしいエレガントさをしっかり残しつつ、流行色“パステルカラーのネオンイエロー”をトップスに取り入れて、しっかりと自分らしいスタイルに落とし込んでいるのが見事!

ユリ:注目すべきなのが、バッグとヒールのカラー。GUCCIの象徴的な“ロッソ アンコーラ(Rosso Ancora)”、つまりGUCCI伝統の深みのある赤。この色を使うことで、スタイリングに締まりが生まれてるのよ。甘くなりがちなパステルイエローに、“ロッソ アンコーラ”を合わせることで、クラシックな雰囲気がプラスされていて、バランス感覚が抜群ね。

ミズキ:ほんと!そして何といっても、この絶妙なチラリズム!露骨じゃなく、でもしっかり主張してる。このバランス感、ランジェリーラバーとしてはたまらないですよ!

ユリ:確かに。全体のシルエットはゆるっとしてるのに、ランジェリーが見えることでフェミニンさも加わる。この計算高さ、完璧ね。ランジェリーは“見せるもの”じゃなくて、“魅せるもの”だからね。

ミズキ:でました!ユリさんの名言(笑)。では、恒例の採点にいきますか?

オリヴィア・ディーンのスタイル
オリヴィア・ディーンのスタイル©Alamy

ユリ:そうね。ランジェリーラバー指数93点!やりすぎないチラ見せが絶妙。ランジェリーファッション指数は90点!トップスのフィット感が緩すぎるのが惜しいけど、それでも見せ方のセンスは素晴らしいわ。

ミズキ:高得点だけど細かいチェックですね!でも、これは"チラ見せの神"認定でいいですよね!?

ユリ:そうね、“ローライズから魅せるチラ見せの神”に決定!

ミズキ:やったー!次のショウでも、彼女のスタイリング、しっかりチェックしなきゃ!

ファッションは自己表現のひとつ。そして、ランジェリーはそれを “見せる” ではなく “魅せる” ための究極のツール。ランジェリースタイルは、ただのセクシーな装いではなく、どれだけ “計算された抜け感” を演出できるかがカギ。では、オリヴィアのスタイルを、スプラッシュのランジェリーで再現してみましょう!

透け感×ブラックの魔法!最旬ランジェリールック

オリヴィア・ディーンのヒット曲 -Dive- を口ずさみながら、ノリに乗ってるユリとミズキ。さて、次に2人が目をつけたのは?!ランジェリースタイルチェック第3弾、開幕です!

ミズキ:さて、ユリさん!GUCCIでのランジェリースタイルチェック、第3弾です!

ユリ:お待ちしてました!で、今回のターゲットは?

ミズキ:今回の注目セレブは、中国生まれでスペイン育ちのモデル兼デジタルクリエイター、サブリナ・ラン!最近、インフルエンサーとしても注目されてる彼女だけど、そのファッションがとにかく独創的なの。特に今回のGUCCIのショウでのスタイリング、もう最高にランジェリーラバーだった!

ユリ:サブリンね!確かに彼女のスタイルって、攻めてるけど品があるわ。で、どこがそんなに“ランジェリーラバー”なの?

ミズキ:サ、サブリン??また勝手にあだ名を・・・。いや、彼女のトップス見てくださいよ!完全にシアーなブラックのレースキャミソール!もはや“チラ見せ”なんて甘いこと言ってる場合じゃない、これはもう“全見せ”スタイル。それなのに、全然いやらしさがないのがすごい!

サブリナ・ランのスタイリング©Alamy
サブリナ・ランのスタイリング©Alamy

ユリ:あえてインナーなしで、レースだけを主役にする潔さがすごいわね。でも、そのままだとランジェリールックが強すぎるから、ボトムとのバランスが重要。そこが彼女の上手いところよね?

ミズキ:そうなんですよ!黒のウールロングスカートを合わせて、スリットの入り方も計算済み。これが短い丈のスカートだったら、一気にギャル感が出ちゃうんだけど、ロングスカートだからこそエレガントさをキープできてる。

ユリ:そして、足元も見逃せないポイント。ピンヒールじゃなく、ロングブーツ。これがまた絶妙なのよね。ブーツのボリューム感で、全体のシルエットがモード寄りになってる。こういうバランス感覚、大事よね。

ミズキ:そうそう!この“バランスの妙”がサブリナのスタイリングのすごいところ。ランジェリーって、取り入れ方を間違えると夜の装いになりがちなのに、彼女はちゃんとデイリーウェアとして成立させてる。

ユリ:小物の選び方も完璧ね。GUCCIのホースビットバッグで、ラグジュアリー感をプラス。

ミズキ:しかも、サングラスがまた最高に効いてる!細めのシルエットのサングラスで、モード感がさらにアップ。リラックスしすぎないように、しっかりエッジを効かせてるのがポイント。

ユリ:それと、リップの赤もいいアクセントになってる。全体がモノトーンでまとまってるぶん、リップカラーが映えるわね。小物も最小限に抑えてるのが、また洗練されてて素晴らしい。

中国出身スペイン在中のモデル兼インフルエンサー Sabrina Lan(サブリナ・ラン)©Alamy
中国出身スペイン在中のモデル兼インフルエンサー Sabrina Lan(サブリナ・ラン)©Alamy

ミズキ:もはや完璧すぎて、ツッコミどころがないんですけど!このスタイル、採点しましょうか?

ユリ:ええ、ではランジェリーラバー指数は…95点! ほぼ満点ね。

ミズキ:やっぱり高得点!で、ランジェリーファッション指数は…90点! これは少し難易度が高すぎるから、一般の人が真似するにはハードルが高いってことで。

ユリ:なるほどね。でも、ここまでハイレベルなランジェリーファッションを堂々と着こなしてるのは見事。文句なしのアイコンよ。サブリン!あなたを正式にそして勝手に“透け感ブラックの魔法使い”として認定します!

ミズキ:魔法使い??(また勝手に・・・)あ、ユリさん(魔法使い)サリーちゃん世代ですもんね(笑)

ユリ:……え?なにかおっしゃいました?

ミズキ:いえいえ!とってもチャーミング!これからもサブリナ・ランのスタイルをチェックしていきましょう!

「透け感×ブラックの魔法」を体現した最旬ランジェリールックのサブリナ・ラン。シアーなレースキャミソールを主役に、計算し尽くされたバランスでエレガントに仕上げた彼女のセンスには脱帽!では早速、恒例のスプラッシュのランジェリーで、コーデを再現してみましょう!
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