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Breast Care
美乳を叶えるバストケア

いつまでも美しいバストでいたいけど、最近バストが垂れてきた。ノンワイヤーブラばかりで胸が垂れないか心配。そんな悩める女性たちへ。脱いでも綺麗なすっぴん美乳をキープするための正しい知識とバストケアをお伝えします。

目次 -Contents

バストの老化は25歳から始まる

加齢や出産で最近バストの形が変わってきた。そんなお悩みをお持ちの女性は多いと思います。こういったお悩みは、出産を経験する30代~40代、年齢による体型の変化が気になりだす40代~50代から特に多く聞かれますが、実はバストの老化は25歳から始まっているという事実をご存知でしたか?

25歳前後になると、皮膚や結合組織に含まれるコラーゲンとエラスチンの生成が減少し始めます。コラーゲンは皮膚の構造を支えるたんぱく質で、エラスチンはコラーゲン同士を繋いで皮膚の弾力性を維持するたんぱく質のこと。これらが現象していくことにより、皮膚の弾力が低下し、バストのハリや形状が変化してくるのです。

エストロゲン減少がバストの形に影響します。
エストロゲン減少がバストの形に影響します。

また、バストは主に脂肪で構成されているため、年齢に伴う体脂肪の分布や量の変化もバストの見た目に影響します。加齢により、脂肪が他の部分に移動することや、皮下脂肪が減少することで、バストのボリュームが減ることがあります。

さらに、女性ホルモン(特にエストロゲン)の分泌も、25歳頃をピークに徐々に減少していきます。エストロゲンはバストの発達と維持に重要な役割を果たしており、分泌量が減少すると、皮膚の柔軟性や脂肪の蓄積に影響を与え、バストのボリュームや形が変わることがあります。

バストの老化は25歳から始まっている
バストの老化は25歳から始まっている

垂れてしまったバストは元に戻る?

バストが垂れる原因には色々ありますが、一番は年齢によるホルモンバランスの変化によるものなので、バストの下垂を完全に食い止めることは難しいといえます。加齢とともに頬やお尻が垂れるのと同じで、バストも垂れてしまうのは仕方ありません。

ただし、バストの下垂の進行を遅らせることは可能です。バストを支えるクーパー靭帯と呼ばれる繊維状の結合組織は、年齢とともに劣化します。また、出産による急激なバストサイズの変化などにより、クーパー靭帯が伸びてしまうことも知られています。加齢や出産により、このクーパー靭帯が弱くなることで、バストの垂れや形状の変化が顕著になります。

バストを重力から支えているのは、クーパー靭帯だけではありません。皮膚や筋肉もバスト全体を支える役割をしています。加齢や出産によりクーパー靭帯が弱くなると、必然的に皮膚や筋肉にかかる負荷も大きくなります。皮膚や筋肉が若々しくしっかりしていれば、それらがバストを適切な位置に保つための「自然なブラジャー」のような役割を果たしてくれます。反対に、皮膚や筋肉のエイジングが進行すると、バストを適切な位置に保つことができなくなります。

垂れてしまったバストを元に戻すことは難しくても、下垂の進行を遅らせたり、見た目を改善することは可能です。ここからは、そのための具体的なバストケアの方法についてお話していきます。

正しいバストケアで、バストの下垂の進行を遅らせることは可能
正しいバストケアで、バストの下垂の進行を遅らせることは可能

「おっぱいまでが顔」は本当!

タレントの田中みな実さんによる「おっぱいまでが顔」というセリフは有名ですが、これは真実です。顔のケアは毎日やるのにバストケアは全くやらないという人も多いと思いますが、おっぱいまでが顔だと思ってバストケアをすることが、バストのエイジングケアには欠かせません。

朝と夜はデコルテからバストの下まで保湿を行い、日中は日焼け止めをデコルテまで塗りましょう。顔のほうれい線をスペシャルケアするのと同じように、バストにも美容成分がたっぷり含まれたバストクリームなどを塗ると更に効果的です。特に、年齢により減少していくコラーゲンとエラスチンといった美容成分が含まれたものがおすすめです。

お顔のケアをするのと同じように、バストも毎日エイジングケアをしてあげることが、すっぴん美乳には必要です。皮膚が弾力を失うと、重力に対抗できなくなってバストが下向きに引っ張られ、たるみが進行します。全身の皮膚は繋がっているため、バストが下がると顔の皮膚まで下がってくるという説もあります。バストも顔もしっかりエイジングケアしていきましょう。

バストも顔もしっかりエイジングケアすることが重要
バストも顔もしっかりエイジングケアすることが重要

美乳を妨げる「筋肉の硬化」とは?

皮膚や筋肉がしっかりしていれば、バストを適切な位置に保つための「自然なブラジャー」の役割を果たしてくれるとお伝えしましたが、筋肉の中でもバストアップに重要な役割を果たすのが、バストの土台となる「大胸筋」と「小胸筋」です。特に、小胸筋は「天然のブラジャー」とも呼ばれ、バストを引き上げる重要な役割を担っています。

小胸筋は、猫背や巻き肩など姿勢が悪くなると、本来の力を発揮できなくなります。筋肉は動かしたり伸ばしたりしなければ硬くなってしまいますが、デスクワークやスマホ使用などで常に前かがみの姿勢が続くと、小胸筋が縮んだ状態で硬化してしまうためです。

バストケアの要となる筋肉は、バストの土台となる「大胸筋」と「小胸筋」
バストケアの要となる筋肉は、バストの土台となる「大胸筋」と「小胸筋」

筋肉の硬化を改善するには、毎日のストレッチが効果的です。まずは、ストレッチボールなどで硬化した筋肉のコリをほぐしてから、縮んだ筋肉を伸ばすストレッチを行いましょう。小胸筋のストレッチは、巻き肩や猫背だけでなく肩こりの改善にも効果が期待できます。

胸の筋肉と合わせてもうひとつ重要なのが「背中の筋肉」です。胸の筋肉の硬化を改善するのと同時に、背中の筋肉の硬化を改善することが、バストアップには欠かせません。大胸筋と小胸筋が縮んだ状態で硬化しているということは、背中の筋肉は反対に伸びた状態で硬化しているということです。背中の筋肉を縮めるストレッチを行うことで、背中の筋肉にもアプローチしましょう。具体的には、肩甲骨を引き締めるようなストレッチがおすすめです。

バストと顔の皮膚が繋がっているのと同じで、バストと背中の筋肉もつながっています。バストの前面と背面の両方の筋肉を適正な状態にすることが、理想的なバストケアに繋がります。

背中の筋肉を縮めるストレッチがバストケアに効果的
背中の筋肉を縮めるストレッチがバストケアに効果的

バストに必要な栄養を届ける方法

バストケアには、お肌と筋肉のケアが大切なことであることがお分かりいただけたかと思います。お肌と筋肉は外からのアプローチですが、体の中からアプローチするインナーケアも同時に行いましょう。具体的には、バスト周りの血流を良くして、バストに必要な栄養を届けること。そのためには、まず血液の流れを良くすることが大切です。

血液の流れが良くなると、血流とともにバストへ栄養が行き届くようになります。血流を良くするためには、適度な運動、深い呼吸、マッサージ、ストレッチ、冷え対策、姿勢の改善など、日々できることがたくさんあります。どれも今日から始められることばかりですので、できることから少しずつ始めてみてください。そして、バストに必要な栄養は良質なたんぱく質です。タンパク質は意識的に摂取すると良いでしょう。

また、毎日のバストマッサージは、乳がんの早期発見にも繋がります。コラーゲンやエラスチンが配合されたバストクリームを、マッサージするようにバストに塗り込みましょう。バストアップするだけでなく、乳がんのセルフチェックにもなって一石二鳥です。丁寧なバストケアを、ぜひ毎日の習慣に取り入れてください。

毎日のバストマッサージは乳がんのセルフチェックにもなる
毎日のバストマッサージは乳がんのセルフチェックにもなる

ブラジャーでバストケアの効果UP!

ここでひとつ、どうしてもお伝えしておかなければならない重要なことがあります。 それは、どんなにバストケアを毎日頑張っても、合わないブラジャーを毎日着けていると、バストケアの効果が出ないどころか、バストケアの効果を台無しにしてしまう可能性があるということです。

特に、絶対に避けて欲しいのは、窮屈なブラジャーを着けることです。ホンマでっかTVに出演されたこともあり、おっぱい体操でも有名な神藤多喜子先生も、合わない窮屈なブラジャーでリンパの流れを止めてしまうと、おっぱいが垂れてしまうとおっしゃっていました。ブラジャーで脇横のリンパを押さえつけたり、バストのふくらみを押し潰してしまうと、バストの形が崩れていき、どんどん垂れていきます。

無理に胸を寄せたり潰したりするとクーパー靭帯にも負担がかかります。さらに、窮屈なブラを着けていると、呼吸が浅くなり、血液の流れが悪くなるため、バストに必要な栄養が行き届かなくなります。姿勢も悪くなるため、筋肉が硬化しやすくなります。不適切なブラジャーの着用はバストケアに逆効果であることを、きちんと理解しておきましょう。

不適切なブラジャーの着用はバストケアに逆効果
不適切なブラジャーの着用はバストケアに逆効果

下からバストを支えるのと、横から力を加えてバストを寄せるのは、似ているようで全く異なります。理想的なブラジャーとは、バストに無理な力を加えずに、下から優しく支えるブラジャーです。ブラジャーで下から支えて、バスト本来の力で上に引き上げる。これが理想的なバストアップのスタイルなのです。

SPLASHの「すっぴん美乳ブラ」が、全国のバストアップサロンで愛用されているのはそのためです。すっぴん美乳ブラは窮屈感がないため、深い呼吸がしやすくなり、バスト周りの血流が良くなります。楽に呼吸ができるという点では、楽ちんなブラキャミやノンワイヤーブラでも良いですが、ノンワイヤーのブラジャーを着けても胸の形は綺麗になりません。バージスラインがくっきりした、丸いお椀型のバストになるためには、やはりワイヤー入りのブラの着用が欠かせません。

バストを下から支えて楽な呼吸をサポートする「すっぴん美乳ブラ」
バストを下から支えて楽な呼吸をサポートする「すっぴん美乳ブラ」

適切にバストケアを行い、適切にブラジャーを着けることで、バストは今よりもっと綺麗になっていきます。ぜひ毎日の賢いバストケア習慣を身に付けて、年齢に負けないバストを手に入れてくださいね。

バストケアに最適なブラジャー

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