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ブラジャーは必ず着けなきゃダメなの？

あなたはブラジャーを着ける派ですか？それとも着けない派ですか？ブラジャーは基本的に目的があって着けるものなので、もしブラジャーを着ける必要性を感じないのであれば、必ずしも着けなければいけない訳ではありません。

私の知人には、出産を機にカップ付きインナーを着けるようになり、授乳を終えた後もブラジャーを着けなくなったという人もいます。一度その生活に慣れてしまうと、もうブラジャー生活に戻れなくなってしまうようです。

一方で、ブラジャーを着けないと胸が垂れるのではないかと心配する声も聞かれます。バストをホールドする機能があるインナーを着けていれば、胸が垂れることをそんなに心配する必要はありません。しかしかがら、胸の形はどうしても崩れやすくなることから、胸が垂れて見えることは事実です。キレイな胸の形を維持するという点では、やはりブラジャーを着けた方が良いと言えます。

あなたがブラジャーを着ける理由は何ですか？ブラジャーに求める役割は何ですか？ブラジャーを着けた方が良いのかと疑問に思ったら、まずはブラジャーを着ける目的を考えることから始めてみましょう。

胸が小さい人はブラを着けなくても良い？

私は名古屋でランジェリーサロンを2店舗経営しており、胸が小さいことを気にしているお客様もたくさんご来店されます。自分の胸が小さいと思っているお客様の中には、胸が小さすぎてブラジャーの必要性を感じないという人が時々いらっしゃいます。

結論から言うと、日常生活を送る上で着けなくても支障がなく、自分にとって必要がないと思うのであれば、必ずしも着けなければいけないわけではありません。しかしながら、ブラジャーを着けることによるデメリットが特にないのであれば、ブラジャーを着けた方がメリットがあります。

ブラジャーの役割は、胸の重みを支えることだけではありません。胸の大きさに関係なく、ヌードバストの形を美しくキープする役割も果たします。バストの形が美しければ、その隣にあるウエストが細く見えて、メリハリのあるボディプロポーションに見える視覚効果が生まれます。

また、女性のバストは、ホルモンバランスの変化により、25歳ごろから変化し始めると言われています。デコルテのボリュームが落ちて、バストが少しずつ垂れてきます。ワイヤーブラはノンワイヤーブラやカップ付きインナーに比べて、バストの美しい形をキープする効果に優れているので、若々しいバストをキープするためにも、25歳を過ぎたらワイヤーブラを着けた方が良いでしょう。

もし、ブラジャーにデメリットがあるとしたら、着けると苦しかったり違和感があったり、ストレスを感じてしまう人がいることでしょう。でも、それはブラジャー自体ではなく、ブラジャーのサイズや着け方に問題があるかもしれません。

サイズが合っていないブラジャーや、着けていて苦しかったり違和感があったりするブラジャーを着けることは、バストにも体にも良くありません。特に、自分の胸が小さいと思い込んでいる人は、サイズが合っていないブラジャーを着けている傾向が強いので、自分に合うサイズをしっかりと見極めることが大切です。

ワイヤーブラは何歳から着けたら良い？

こ思春期のお子様をお持ちのお母様から、ティーン向けのスポーツブラを着けている娘にいつからワイヤーブラを勧めたら良いですか？という質問をよくいただきます。いつから着けるべきという明確な基準はなく、その子のライフスタイルに合ったブラジャーを着けるのが一番です。ワイヤーブラが自分のライフスタイルに合っていて、着けていて快適だと思えるようになったら、ワイヤーブラを着けると良いでしょうと、私はお伝えしています。

例えば、部活などでスポーツをする子はスポーツブラを着けることが多いと思いますが、下からバストしっかり支えるワイヤーブラを着けることでスポーツブラよりも高い安定感が得られることもあります。私自身、スポーツブラよりもワイヤーブラを着けている時の方がバストの揺れが気になりにくいので、スポーツをするときはあえてワイヤーブラを着けるようにしています。

ただし、ひとつ注意してほしいことがあります。それは、先ほどもお話ししたように、ワイヤーブラは適切なサイズを適切に着けなければ、違和感や不快感に繋がるということです。また、バストの形を美しくするという効果も、十分に得られないどころか、反対にバストの形を崩すことになりかねません。

お子様がブラジャーの不快感で悩まないようにするためにも、母親がブラジャーの正しい知識を持っておくことが大切です。お子様には、ぜひ早いうちにブラジャーの選び方や適正サイズの見極め方、正しい着け方などをしっかり教えてあげて欲しいと思います。ブラジャーの正しい知識に自信がないという方は、こちらのコラムで詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

寝る時はナイトブラは着けた方がいい？

夜寝る時にナイトブラを着けた方が良いですか？という質問も最近よくいただきます。先ほどのブラジャーと同じで、着けなくても支障がないということであれば、着ける必要はありません。

ナイトブラを着けた方が良いのは、胸が大きくて寝ている間に重力の負荷がかかりやすい人や、ナイトブラを着けた方が熟睡できるという人です。胸の大きい人の中には、ナイトブラを着けないと寝返りが打ちにくくて熟睡できないという人もいます。そのため、胸が大きい人ほど、ナイトブラを着けた方が安心して眠れるというパターンが多いようです。

反対に、ナイトブラを着けなくても良いのは、寝ている間にバストアップすることを目的に着けている人です。そのようなブラは窮屈なものが多く、美しいバストを作る上で逆効果になる場合もあります。寝ている間に綺麗な胸の形をキープするためには、重力から守ることも大切ですが、深い呼吸でバスト周りの血流を整え、バストに栄養をしっかりと行き届かせることのほうがずっと大切です。ナイトブラは、着ける目的をきちんと理解した上で、上手に活用するようにしましょう。

ちなみに、クーパー靭帯が伸びたり切れたりするのを防ぐためにナイトブラを着けることを推奨しているサイトもありますが、医学的にはよほどの負荷がかからない限り、寝ている間にクーパー靭帯が切れることはないと言われています。クーパー靭帯を守りたいなら、夜ではなく日中にきちんとブラジャーを着けることの方が有効です。

たまにワイヤーブラを着けたまま寝るという人もいるようですが、昼用のブラをナイトブラとして使うのは避けましょう。ナイトブラは寝ている時のバストを重力から守るように作られているのに対して、昼用のブラは立っている時のバストを守るように作られています。そのため、昼用のブラを練る時に着けてもナイトブラとしての効果を得られないどころか、寝ている時のバストには必要のない力を加えてしまって逆効果になる場合もあるのでやめましょう。

目的やTPOに合わせてブラジャーを選ぶ

ブラジャーの役割はバストを保護するだけではありません。ブラジャーの代表的な役割として、バストのシルエットを綺麗に見せてくれる機能があることは、皆さんも良くご存じだと思います。アウターを綺麗に着こなすための、いわゆるファウンデーションとしての役割です。その日のファッションに合わせて相応しいブラジャーを賢く選べば、ブラジャーの活用度は格段にアップします。

例えば、リブニットに合わせるなら脇下サイドがすっきり見えるブラ、襟付きシャツに合わせるなら高さのあるシャープなカップ形状のブラ、ざっくりニットに合わせるならナチュラルなブラレット、Tシャツに合わせるなら凹凸がないシームレスなモールドブラといった感じで、その日のファッションに合わせて適切なブラジャーを選ぶことで、服をより美しく着こなすことができます。

また、最近では若者を中心に、ブラジャーをファッション小物として楽しむ人も増えてきました。ブラジャーを襟付きシャツの上に重ね着したり、ブラジャーの上にシアーやメッシュなどの透け感のあるトップスを重ねたり、様々なスタイルが流行しています。近年、ファッションとランジェリーの境界線は曖昧になってきており、これからもランジェリーをファッションコーデに取り入れるムーブメントは加速していくでしょう。

もちろん、人に見せない「自分だけの密かな楽しみ」という王道スタイルも健在です。下着のお洒落はインナーファッションとも呼ばれ、人には見せないお洒落として昔から親しまれてきました。ダイナミックでカラフルな刺繍デザインや、透けるレースを使ったセクシーなデザインなど、人目を気にせず自由に楽しめるのがブラジャーの良いところ。最近はファッション性の高いデザインのものが沢山あって、見ているだけでも楽しいですが、身に着けると更にテンションが上がります。

すっぴん美乳ブラで美しい胸の形をキープしよう

ブラジャーを着ける目的やブラジャーに求める役割は人によって千差万別。こうあるべきというルールはありませんが、もし、あなたが「バストの形を綺麗にする」という役割をブラジャーに求めるのであれば、私は迷わず「すっぴん美乳ブラ」をおすすめします。

すっぴん美乳ブラは、一見すると普通のワイヤーブラですが、着けた時にバストが綺麗に見えるだけでなく、ブラジャーを外した時のバスト本来の形を綺麗にする効果に優れています。毎日使っていると着実にバストの形が美しく変わっていくため、結果重視のバストアップサロンでも続々と採用されています。育乳ブラを着けてもなかなか結果が出なかった人が、すっぴん美乳ブラを着けたらバストが変わったという事例もたくさんあります。

また、すっぴん美乳ブラはワイヤーブラとは思えないほど着け心地が軽く、一日中ズレない、快適な着け心地が続きます。綺麗な胸の形をキープしたいけれど、ワイヤーブラは苦手だから着けることに抵抗があるという人にこそ、すっぴん美乳ブラをぜひ試してみてほしいと思います。苦しくない、痛くない、違和感もない。ワイヤーブラとは思えない着け心地に、きっと驚くに違いありません。

ブラジャーは着けなければいけないものではないけれど、目的に応じて賢く使い分ければ確実にメリットがあるものです。着けていて苦しいブラジャーを、我慢してつける必要はありません。着けていて快適なもの、自分の心とカラダが喜ぶもの、自分の願望を満たしてくれるもの、そんなブラジャーを賢く選んで、快適なランジェリーライフを送ってくださいね。